2015年 08月 06日
小浜島への旅⑤
小浜島の豊年祭が始まる為
街中(集落)へは午後から入れない。
そうフロントで説明され慌てた!!
午後から
「小浜島の島内をまわってみよう!」
と計画していたから。
豊年祭なるものを即スマホで調べてみた。
このお祭り、私が想像していたのとは全く違う、
いわゆる「秘祭」とのこと。
この時期、石垣全土(離島含む)で行われるらしいです。
島外の人は立ち入り禁止、撮影はもちろんのこと、
島内の人もそれがどんな祭りでどんな内容なのかも
口外禁止だそうです。
それだけ神聖な儀式なんでしょう。
そこはジャマしちゃあいけません。
ということで
あたふたと日焼け対策して午前中のうちに
小浜港前にあるレンタル屋『結』さんへ。
レンタサイクル、レンタバイク、レンタカーがあります。
小浜島、案外起伏に富んでおり、坂道が多い。
若者や元気な方はレンタサイクル(電動付あり)もありでしょうけど
焦げそうな日差しの中、私たちには絶対無理。
ということでレンタカーを1時間。
「あれに乗ってね」
ゆったりした沖縄なまりのお母さんが軽自動車を指さす。
だいぶ年季が入ってそう。カーナビはもちろん無し(笑)
観光スポットとルートが記入された手描きの地図をお貸りし出発!
まずは私が一番楽しみにしていた絶景スポット「大岳(うふだき)」へ。
ジリジリ照りつける太陽の下、290段の階段のぼった!
「おいおい、聞いてないよ~」とティカシがひとこと。
「ごめんごめん、私もここまで高いとは知らんかったも~ん」
すぐに音をあげたのは私。運動不足にはかなり堪えました~
休み休みのぼってやっと展望台に到着。
「ワオー!」
疲れが一瞬で吹っ飛んだ~☆
雲が海面に白く映っていますよ~
360度見渡せます。
八重山諸島のど真ん中に位置する小浜島。
しかもこんな高台がある島も少ない。
石垣島、竹富島、黒島、新城島、西表島、鳩間島、嘉弥真島、
天気がよければ波照間島まで見えるらしい。
が、私たちにはどれがどの島なのかよくわかんなかった。ハハ。
「さ、次に行こうか」
そう!レンタカーは1時間契約。
レンタル屋さんオススメの知る人ぞ知る絶景スポットは・・・
今は廃業していて建物群はそのまんま残っているホテル
「コーラルアイランドリゾート」の下のビーチ。
このホテル、結構バブルな時代に建ったんでしょうか?
廃墟はきれいな状態で、地中海にでありそな雰囲気。
栄枯盛衰かぁ・・・もったいない。
そして~ビーチに。
うわぁ~!!!
うっわぁ~!!!!!
この旅でみた中で一番きれいな海と砂浜でした。
「もぉ~どいてっ(笑)」
地元の釣り人が横切る。(それはなんだか絵になる)
岩がせりだし少し湾のようになってて波が静か。
まさに秘密のビーチって感じです。
ビーチをあとにして車を走らせていると
おっ、ヤギちゃん♪
この島ではあちこちにヤギがこうしてつながれていました。
ホテルのガイドさんが言ってたな。
「観光客の人はヤギをみてカワイイ~!ってよく言われますけど、
島の人は美味しそう~!って言いますよ」
笑っちゃったけど、このカワイイ顔みたら笑えない(笑)
次はマングローブ群生地帯へ。
あそこだ!
ここはアマゾンか!?熱帯雨林ムード満点です。
降りて間近へ。
すごいなぁ~塩水にしっかり足を伸ばしてる。
おっと!そうこうしてたらもうこんな時間(汗)
1時間はあっちゅうまです。
小浜島を一躍有名にしたNHKドラマちゅらさん!
集落にサクッと寄って「こはぐら荘」をみましょう。
ドラマではワイワイ賑やかにエリィ達が住んでた「こはぐら荘」ですが
実際は個人の民家で、今は中に入れません。外からそぉっとね。
ここにもシーサー!
残すところあと10分。
あとは「シュガーロード」を突っ走って帰りましょう。
ま~っすぐに伸びる道路。
ドラマちゅらさんではエリィの通学路で、風に吹かれ自転車こいでました。
(実はちゅらさん、私はたまにしか見てなかったが)
いざ、すすめーっ!
その名のとおり、両脇にさとうきび畑・・・
のはずが、サトウキビあんまりないよー!
いろんな事情があったんでしょう、
今では牧草地の方が大半でサトウキビは点々と。
それでもやっぱりサトウキビ畑いいっ!沖縄って感じがします。
有名な一本松。
ぴったり1時間。
駆け足で(車だけどねwww)まわりましたが、ほどよい感じ。
もっとディープに島を知りたい方は2時間がよろしいかと。
ふぅ~小浜港でホテルに帰るシャトルバス待つ間
また「オリオンビール~♪」ではなく、沖縄限定チューハイを。